レンズ一体型平行度可変同軸照明 MSUシリーズ

同軸照明MSUシリーズの特注品。レンズ一体型で、シンプルな光源とカメラの光軸調整を実現。
光沢表面上の微小な傷や打痕、凹み抽出の度合いを調整した撮像/検証条件の再現性を高めるための撮像などに対応。

特注品

本製品は特注品です。詳しくは担当営業にお問い合わせください。



特長

  • テレセントリックレンズに光源を内蔵した、レンズ一体型の同軸照明
  • 光源側と撮像側のNA が調整可能
  • レンズ側と照明側の絞りを調整することで、照射光の平行度を可変
  • シンプルな光源とカメラの光軸調整が可能
  • 独自の光学設計により、コンパクト筐体を実現
  • 2/3型 500 万画素、1型 900万画素などのハイメガピクセルカメラに対応

用途例

光沢表面上の微小な傷や打痕、凹み抽出の度合いを調整した撮像/検証条件の再現性を高めるための撮像など

照明絞り調整例

ボタン電池の外観撮像

ワーク:ボタン電池

ワーク:ボタン
照明絞り調整例(1)
照明絞り調整例(2)
照明絞り調整例(3)

各部名称/使用方法

各部名称

各部名称

使用方法

(1) カメラの取り付け

取り付けるカメラのセンササイズによって、視野が変わります。
予め、ワークに応じたカメラを選定して取り付けてください。

(2) 本体の固定

作動距離(WD)が160mm付近になるよう、本体を固定します。

(3) 光軸の調整

本照明は、カメラの光軸とワークが垂直になっていることが最も重要です。
鏡などを使用して、光軸の調整をすると合わせやすくなります。
照明と電源を接続して、調光を絞った状態で点灯します。
視野全体が均一に照射されるよう、照明本体の傾きや照明の明るさを調整して、光軸を合わせます。

(4) ワークの撮像

「照明絞り調整用ネジ」をスライドさせて、ワークの変化を観察します。
適切な画像が得られる付近で、「照明絞り調整用ネジ」を固定します。
また、被写界深度を得たい場合は、「レンズ絞り調整ネジ」をスライドさせて適切な被写界深度付近で「レンズ絞り調整ネジ」を固定します。

(5) 光量の設定

照明の明るさや、カメラの露光時間を調整して、適切な明るさを設定します。

製品カテゴリ

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