2025-05-29
シーシーエス株式会社の中川です。
新葉が芽吹き、新緑が綺麗な初夏となりました。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という、初夏の俳句がありますが、
改めて文字として見て、
「目には青葉」と読んで、多くの日本人は緑色の葉が思い浮かびますが、
海外の方は、同じようなイメージが思い浮かぶのか?
という疑問が浮かびました。
青信号、青りんご、青じそなど、日本では「緑」を「青」と表現することがあります。
これは、かつての日本語では、緑は青の一部として表されており、
その習慣が残っているから、だそうで、
海外の方には難しいかもしれません。
緑色は、植物をイメージさせる代表的な色でもあります。
植物に当たった光は、光合成色素によって「赤色」と「青色」が吸収されやすく、
この2色と比べて「緑色」は、葉の表面で反射することが多いです。
この反射された(一部、透過した)緑色を私たちは植物の色 = 緑色として認識します。
詳しい説明はこちらをご参照ください。
10年以上前の展示会では、植物工場向けで「赤色」と「青色」のみが搭載されたLED照明をよく目にしました。
光合成=植物の生長ですので、
使用する電気を効率的に植物の生長に活かすために、この2色が使われていました。
この「赤色」と「青色」のみが搭載されたLED照明を太陽光が入らない人工光型植物工場で使用すると、
栽培エリア全体が「ピンク色」になります。
この環境ですと、植物の状態の確認が難しいだけではなく、
作業される方も慣れるまで大変だ、と伺ったことがあります。
弊社が取り扱っている植物工場向けLED照明は様々な発光色の製品がありますが、
植物の生長に寄与する「赤色」と「青色」だけではなく、
「緑色」や、ほかの色の光を含んだ照明もございます。
そのため、葉だけではなくイチゴの状態の確認もしやすく、
かつ作業性も高い光環境構築が可能となります。
もちろん、人だけではなく、植物の生長にも考慮した照明ですので、
ご関心をお持ちの方は、ぜひ、お問合せください。
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