ロボットピッキングの精度を激変させる理想照明

(2021年4月)

パラレルリンクロボットなどによるロボットピッキングにおいて、

正確な重心位置の認識が、精度向上には欠かせません。

しかし、対象物の形状や表面状態によっては、

ロボットが上手く認識してくれなくて困っているというご相談をよく受けます。

そのような場合に、画像処理ソフトの工夫でどうにかしようと思いがちですが、

実は照明環境の最適化で大幅に精度が向上することも珍しくありません。

今日はそんな事例をいつもの二人がわかりやすくお伝えします!

登場人物

  • ライティングコンサルタント Aくん・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導く、期待のコンサルタント
  • 営業マン Bくん・・・若さと元気とやる気だけが取り柄のシーシーエスのムードメーカー的営業マン
  • Y主任・・・食品メーカーで生産設備の改善に取り組むシーシーエスのお得意様

~今日はロボットピッキングで使用する照明の相談を受け、

課題解決のために食品工場へやってきたAくんとBくん。

さあ、今日はこの工場の中でどんな展開が待ち受けているのでしょうか?

営業 Bくん

「ゴクゴクゴクッ!プハァ~!これぐらい暑くなると、炭酸がうまいなぁ~!」

 

Aくん

「おいおい、これから工場内のクリーンルームに入れてもらうのに、

 そんなにコーラがぶ飲みして大丈夫か??実験が終わるまではトイレに行けないぞ?」

 

営業 Bくん

「ゲフッ。大丈夫だって!新陳代謝がいいから、飲んだらすぐに汗で出るからな!」

 

Aくん

「それはそれで問題だと思うぞ。頼むからクリーンルーム内を汗でベトベトにしないでくれよ!」

 

 

食品工場に到着すると、担当のY主任が出迎えてくれました。

 

 

営業 Bくん

「いつもお世話になってます!」

 

Y主任

「やあ、Bくん、Aさんも、今日はわざわざありがとう!

 早速だけど、ちょうどいまラインが停止してるので、現場を見てアドバイス頼むね。」

 

Aくん

「承知いたしました。では、このつなぎ服に着替えますね。」

 

 

ゴソゴソゴソゴソ...。

 

 

営業 Bくん

「お待たせしました!」

 

Y主任

「わあ、Bくんにはちょっとサイズ小さすぎたね・・・。まあ少しの間、我慢してもらって、

 さあ、こちらが相談していたピッキング&箱詰め装置だよ。」

 

Aくん

「パラレルリンクロボットで個装された製品をピックアップして、

 隣の箱の中に、向きを揃えて入れているんですね。」

 

Y主任

「実はこの製品、つい先日パッケージデザインが変更されてね。

 これまで通りにラインに流してみたら、認識精度が落ちて困ってるんだよ。」

 

営業 Bくん

「何がどう変わったんです?」

 

Y主任

「ほら、このパッケージのほうが表面の光沢が強くなっているでしょ。」

 

Aくん

「確かに微妙な違いだけど、これまでのものは光沢の少ないマットな材質ですね!」

 

営業 Bくん

「俺はこの前のデザインのほうが好みだけどなぁ。」

 

Aくん

「お前の好みはどうでもいい!

 Y主任、この仕様変更でどのような画像が撮れているか確認してもいいですか?」

 

Y主任

「はい、これがその画像。で、こちらが仕様変更前の画像ね。」

 

Aくん

「確かに、これまでは全体を均一に撮れていましたが、

 新しいデザインだと照明がワークに写り込んで、

 ギラツキが発生してしまっていますね。」

 

Y主任

「このギラツキを取ったうえで、視野範囲全体を均一に照射できればいいんだけど。」

 

Aくん

「では、いま付いている照明をこちらの照明に変えて試してもいいですか?」

 

Y主任

「もちろん。ここはテストラインなので、自由に組んでもらっても大丈夫だよ。」

 

 

ゴソゴソ、ゴソゴソ...

 

 

Aくん

「はい。これで取付完了です!」

 

Y主任

「最初に取付けていた照明と形状は大きく変わらないけど、

 これでそんなに違いが出るものなの?」

 

Aくん

「まあ、一度ワークを写して確認してみてください。」

 

Y主任

「どれどれ…。

 なんと!ギラツキもキレイに消えて、最初の照明よりも全体の均一度も改善しているね!

 これは一体どういうこと??」

 

Aくん

「はい。今回、使用したこの照明は、

 実はシーシーエスのグループ会社であるEFFILUX社のバー照明なんです。

 そして、このバー照明EFFI-FLEXには、すごい機能がてんこ盛りなんです。」

 

Y主任

「なになに?どこにそんな機能があるの?」

 

Aくん

「まず、この照明は内部のレンズ位置を変更することで、配光角が変えられます。

 最適な配光角にすることで、観察対象の視野全体を均一に照射することができます。」

 

4段階の集光位置調整

Y主任

「レンズの位置を変えることで自由に照射範囲が変えられるということか!」

 

Aくん

「その通りです。その上で、ワーク表面のギラツキを除去するために、

 照明側に偏光板を取り付け、カメラレンズ側にも偏光フィルターを取り付けます。」

 

営業 Bくん

「よく見ると、これまでの照明は偏光板を取り付ける仕様になってないみたいですね!」

 

Y主任

「確かにこれが有ると無いで安定性が随分変わりそうだな!」

 

Aくん

「ただし、偏光板を使用するとその分、光量が低下します。でもご安心を!

 この照明はオートストロボ機能搭載で、カメラやPLCからの信号を入力するだけで簡単に同期でき、

 通常よりも倍以上の明るい光量で撮像可能です。」

 

オートストロボ機能

Y主任

「おお!それはありがたい!!」

 

Aくん

「それだけではありませんよ。こちらの照明は電源コントローラーが不要で、

 電源供給に既存設備のスイッチング電源を使っていただければ、

 制御盤内のスペースが取られることもありません。」

 

Y主任

「何から何までよく考えられた照明だね!

 これだったら急な品種切換えにも柔軟に対応していけそうだよ!!」

 

Aくん

「EFFI-FLEXは光源色も可視光だけでなく、紫外や赤外といった波長まで取り揃えていますし、

 この照明の適用力は抜群ですので、ぜひロボットピッキングの標準照明としてご検討ください!」

 

Y主任

「ぜひ今後はそうさせてもらうよ!! あれ?ところでBくんは?」

 

Aくん

「おーい! B~っ!!

 そんな隅っこに立って、何を小刻みに震えてるんだ?」

 

営業 Bくん

「あああ...、もうダメだ...。

 お、おしっこが漏れそうだぁ~っ!!!!」

 

Aくん

「わ~っ!!

 お前こそ、早くこの環境に適用してくれーーーーーっ!!!」

 


おわり

■EFFILUX製 照明製品のご紹介

■お問い合わせ

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。