目には見えない透明体を、しっかりとらえる方法

(2026年2月)

透明体の検査は、対象物をとらえることが非常に難しかったのですが、
画期的な方法で、上手くとらえることができるようになってきています。
今回は、透明体検査の可能性を広げる、とっておきの方法をご紹介します。

登場人物

  • ライティングコンサルタント Aくん・・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導くコンサルタント
  • 営業マン Eくん・・・配属されて間もない素直さが取り柄の期待の新人営業マン
  • G主任・・・プリント基板の検査工程の改善を進める担当者

新設した松本テスティングルームの調整にやってきたAくんとBくん。
そんな二人に思わぬ展開が待っていました。

Aくん

「さすがに標高の高い松本だと寒さが堪えるよなぁ~!って、まさかの半袖!?」

 

営業 Bくん

「いや、快適だぞ?半袖でちょっと寒いかな、ぐらいがちょうどイイだろ!」

 

Aくん

「体感温度についてお前に同意を求めた自分が馬鹿だったよ...。」

 

営業 Bくん

「この机をこの位置に移動して...。よし、できた!これで、松本テスティングルームが完成だ!」

 

Aくん

「これまで長野エリアのお客様に、恵比寿や名古屋のテスティングルームまで
 お越しいただいていたけど、ここで実験評価ができるようになるし、喜んでいただけるかな。」

 

ピンポ~ン!!

 

営業 Bくん

「あれ?こんなタイミングで誰だろう??」

 

G主任

「こんにちは~!Bくん、テスティングルーム開設おめでとう!」

 

営業 Bくん

「あ! G主任じゃないですか!そういえば、ご近所でしたね!」

 

G主任

「今朝、社内で『この時期でも半袖で歩いてる人がいる!』って話題になってて、
 たぶんBくんだろうと思って、覗きに来たんだよ。」

 

Aくん

「G主任、お会いできてうれしいです!これからどんどん実験に使ってくださいね!」

 

G主任

「そうだ、開所祝いにこの検査の相談をしたいんだ。テストは後日で構わないけどね。」

 

Aくん

「ありがとうございます!これは何よりの開所祝いです!実装前のプリント基板ですか?」

 

G主任

「そうなんだ。この辺りに透明なフラックスが塗布されていて、
 塗布状態を検査したいんだけど、目視では全く見えなくてねー。」

 

Aくん

「確かに塗布されたのがどの部分かを判断できないくらい、反射率も色も同じですね。
 恐れ入りますが、改めて社内でテストさせていただきますね。」

 

G主任

「Aくん、ありがとう!期待しているよ! あ、Bくんには、これ、開所祝いね。」

 

営業 Bくん

「こ、これは、かの有名な珍味詰め合わせ!
 イナゴに蜂の子、ザザムシの最強トリオじゃないですか~!ありがとうございます!」

 

Aくん

「な、なかなかパンチの効いたトリオですねー...(笑)」

― そして、後日 ―

 

営業 Bくん

「どうだ?見えそうか~?」

 

Aくん

「う~ん。波長も照射角度も色々試してみたけど、さっぱり見えないな~。」

 

営業 Bくん

「それはまいったな。せっかく預かったけど、これは無理だったかぁ~。」

 

Aくん

「いや、待てよ!ひょっとしたらコレでいけるかも!」

 

営業 Bくん

「このゴツイ照明はまさか!?」

 

Aくん

「そう、中心波長が280nmの深紫外照明だよ!」

 

営業 Bくん

「波長がここまで短いと、通常の可視光に対応した一般的なカメラでは見えないけど、
 専用の紫外カメラでなら、ワンチャンあるかもな!」

 

Aくん

「...よし、セッティング完了!保護メガネ付けたか?光らせてみるぞ。」

 

 

ピカーッ!!

 

 

営業 Bくん

「おおおお!見える!見えるぞ!! これまで透明で一切判別が付かなかった
 フラックスが、ものの見事に黒くなっているじゃないか!」

 

Aくん

「深紫外領域の波長を透明フラックスがしっかり吸収してくれて、
 コントラストが出せてるみたいだな。」

営業 Bくん

「これなら、G主任も大喜びしてくれること間違いなしだな!」

 

Aくん

「深紫外照明は、波長に適合した専用のカメラとレンズが必要になるけど、
 特に透明体はこの波長帯域でしか実現できないような見え方をすることも多いから、
 試してみて正解だったよ。」

 

グ~ッ。

 

Aくん

「やば、お昼ごはん食べずに熱中してたら、お腹が鳴ったよ。」

 

営業 Bくん

「お、そうだ、イイ提案をしてくれたお礼に、特製にぎり飯をご馳走するよ!
 作り過ぎて余ってるから、ちょっと待ってろ!」

 

Aくん

「おお!気が利くなー!じゃあ、言葉に甘えて、いただこうかな。」

 

営業 Bくん

「実家の新米で作った極上にぎり飯、うまいぞー!! たっぷり召し上がれ♪」

 

Aくん

「米がつやつや光って美味しそうだな! いただきます♪」

 

パク。ムシャムシャ。

 

Aくん

「おー、おいしい! でもこの具はなんだ?初めて食べる感触かも。」

 

営業 Bくん

「あ、具は、G主任に開所祝いでワークと一緒にもらった…」

 

Aくん

「ストップ! それ以上言わないでくれー!」

 


おわり

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撮像例:基板上の透明なフラックスの塗布検査


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