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2012.12.17

WEB連載『光と色の話』第18回 混色 (その3)


WEB連載『光と色の話』第18回 混色 (その3)が掲載されました!


前々回と前回(第16~17回)は、同時加法混色と減法混色の原理と、実際の応用例に
ついてお話しました。今回は、分類上は加法混色に属するものではありますが、
同時加法混色とは異なる混色方式である中間混色の原理についてお話します。


中間混色の中には、「継時混色」と「並置混色」という混色方式があります。


同時加法混色は、混色結果の色が元の色よりも明るくなる(エネルギー的に増加する)
ことから加法混色と命名された訳ですが、中間混色の場合は混色前の個々の
色の面積比に応じて混色結果の色の明るさがそれらの中間(荷重平均)の明るさに
なることから中間混色(または平均混色)と呼ばれます。


数学的には、加重平均も広い意味で加法の一種として扱えることから、
加法混色の中に分類されます。



(本文より一部抜粋)



第18回 混色 (その3)はこちらから

<バックナンバー>


第1回「明るさ」とは何か?

第2回「光」は「電磁波」の一種

第3回「可視域」とは?

第4回放射量と測光量(その1)

第5回「放射量と測光量(その2)

第6回「放射量と測光量(その3)

第7回「放射量と測光量(その4)

第8回 照度の性質

第9回 輝度の性質

第10回 反射面における照度と輝度の関係

第11回 『色』って何だろう?(その1)

第12回 『色』って何だろう?(その2)

第13回 草や木の葉はなぜ緑色なの?

第14回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その1)

第15回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その2)

第16回 混色(その1)

第17回 混色(その2)

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