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2013.06.25

WEB連載『光と色の話』第21回 青空・夕焼け・白い雲

 WEB連載『光と色の話』第21回 青空・夕焼け・白い雲 が掲載されました!

自然界における様々な発色現象の内、今回は「光の散乱」を原理とするものを採り挙げてみましょう。

晴れた日の昼間は気持ちの良い青空が広がり、所々に白い雲が浮かんだりしています。
また、日没が近づくと、西の空は真っ赤な夕焼けに染まります。

私たちが当たり前に経験してきたことなのですが、なぜこのような色に見えるのでしょうか。

これらの色は、全く異なる色に見えるのですが、その原因は、いずれも「光の散乱」という
物理現象によるものなのです。同じ原因なのに、条件の違いによって真っ青に見えたり
真っ赤に見えたりするのです。

無味乾燥とも思われる物理現象の結果が、こんなにも異なった結果をもたらし、
人の情感に強く訴えかける力を持つことに、大自然のいたずらを 越えた壮大なロマンを感じずにはいられません。

その「散乱現象」とはどのような現象なのか、また、「条件の違い」とはどんな違いなのでしょうか?

 (本文より一部抜粋)

第21回 『青空・夕焼け・白い雲』はこちらから


<「光の話」バックナンバー>
<「色の話」バックナンバー>
第1回「明るさ」とは何か? 第11回 『色』って何だろう?(その1)
第2回「光」は「電磁波」の一種 第12回 『色』って何だろう?(その2)
第3回「可視域」とは? 第13回 草や木の葉はなぜ緑色なの?
第4回放射量と測光量(その1) 第14回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その1)
第5回「放射量と測光量(その2) 第15回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その2)
第6回「放射量と測光量(その3) 第16回 混色(その1)
第7回「放射量と測光量(その4) 第17回 混色(その2)
第8回 照度の性質 第18回 混色(その3)
第9回 輝度の性質 第19回 虹の色
第10回 反射面における照度と輝度の関係 第20回 『光環』
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