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2014.04.21

WEB連載『光と色の話』第26回 人の眼と器械(カメラ)の眼(その3)

WEB連載『光と色の話』第26回 人の眼と器械(カメラ)の眼(その3) が掲載されました!

 前回は、人間の眼が明暗(白黒)を認識する仕組みと、カメラの「適正露出」
の考え方との共通点を概念的に紹介し、カメラの絞りやシャッター速度などの
露出制御パラメータと「適正露出」との関係についてお話しました。

昔のカメラは設定が全て手動でした。シャッター速度と絞りを設定して、構図を
決めて被写体にピントを合わせて撮影したものです。従ってその設定が拙いと、
ピンボケになったり、露出過剰で白く飛んだり露出不足で黒くつぶれたりする失
敗がよく起こったものです。しかし、現在の殆どのカメラは、被写体にカメラを
向けてシャッターを押すだけで、誰でも簡単に露出もピントも合ったきれいな写
真が撮れるようになっていますね。

今回は、カメラがこの「適正露出」を自動的に達成するために、実際にはどのよ
うにしてこれらのパラメータの組み合わせを制御しているのかをお話しましょう。


☆☆ 【第26回】人の眼と器械(カメラ)の眼(その3)はこちらから ☆☆

<「光と色の話」バックナンバー>
第1回「明るさ」とは何か?
第2回「光」は「電磁波」の一種
第3回「可視域」とは?
第4回放射量と測光量(その1)
第5回「放射量と測光量(その2)
第6回「放射量と測光量(その3)
第7回「放射量と測光量(その4)
第8回 照度の性質
第9回 輝度の性質
第10回 反射面における照度と輝度の関係
第11回 『色』って何だろう?(その1)
第12回 『色』って何だろう?(その2)
第13回 草や木の葉はなぜ緑色なの?
第14回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その1)
第15回 「色」に対する「視覚」特性の要素(その2)
第16回 混色(その1)
第17回 混色(その2)
第18回 混色(その3)
第19回 虹の色
第20回 『光環』
第21回 『青空・夕焼け・白い雲』
第22回 『シャボン玉の色』
第23回 『光の屈折』
第24回 『人の眼と器械(カメラ)の眼(その1)』
第25回 『人の眼と器械(カメラ)の眼(その2)』
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