外観検査のことならシーシーエスへ。検査用照明、カメラ、レンズをはじめとする機器選定とチューニングノウハウで「見える!」「出来る!」を実現します。

T先輩

「今日のお客様、私は初めてお会いするんだけど、どんなご相談なのかな？」

 

営業 Eくん

「自動車フレームの刻印を読むために、バー照明をお試しいただいているのですが、
　どうも安定しないそうです。
　説明するより、まずは見に来てほしいとお電話いただいて…。
　T先輩、久しぶりの国内出張ですよね？よろしくお願いします。」

 

T先輩

「E君、ちょっと緊張してるかな？リラックスしていこうね。」

 

営業 Eくん

「はい。現地テスト、僕はまだまだ経験少ないので、勉強させていただきます。」

 

営業 Bくん

「そうだぞ、E！リラックスだ！俺はもう、手羽先食べる事しか考えてないぞ！」

 

営業 Eくん

「Bさんは、まぁそうでしょね～…。あ、そろそろ、工場につきますよ！」

 

 

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H係長

「いやあ、さっそく来てくれてありがとう。
　こんな環境で設置してるんだけど、電話じゃ伝わらないと思ってね。
　刻印は読めてるんだけど、時々読めないんだよね。」

 

営業 Bくん

「天井に結構明るい照明がついてるので、外乱光の影響がありそうですね。
　また、さっきからフォークリフトが横切って影になったり、なかなか厳しい環境ですね～。」

 

 

営業 Eくん

「照明を最適にしても、余計な光が入ると、光ってほしくない所が光ってしまい、
　文字がきれいに撮れない事があるんですよね。」

 

 

H係長

「そうか、検査照明以外の光の影響か～。外乱光っていうんだね。」

 

営業 Eくん

「いったん、この段ボールで囲ってみましょう。　これで外乱光を遮ると…」

 

H係長

「おっ、安定した！ 
　でも、その位置はロボットのアームが来るので、何も置けないし、
　生産ラインの照明は明るくしておかないといけないんだよね。」

 

営業 Bくん

「外乱光対策で今すぐできるのは、この照明を明るくする事ですね。
　まずは、レンズの絞りをギューッと絞ってと、
　ほら、画像が暗くなって外乱光の反射も暗くなったでしょ！？
　そしたら、この照明をワークに近づけて、電源の調光値をマックスにすれば
　ほら～、こんな感じで刻印がきれいに見えました！」

 

H係長

「ホントだ！でもそこは自動搬送ロボットが行き来するので、
　照明を1m程離す必要があるんだよ。ん～、困ったなぁ…。」

営業 Eくん

「T先輩、こういう時って、何かイイ解決策は無いでしょうか。」

 

T先輩

「うん。これなんだけど、EFFI-FLEX2と言って、
　フランスにあるCCSの子会社、EFFILUX(エフィルクス)社の製品で、
　拡散板とレンズ位置の調整が簡単にできるバー照明です。
　集光レンズの取り付け位置を変えて、遠くに集光させると、ほら明るいでしょ。
　拡散板は今ので良さそうですね。
　ストロボ点灯するとさらに4.5倍くらい明るく出来ますよ。」

 

営業 Eくん

「だいぶ明るくできますね！ストロボも試したいんですが、
　ストロボ用のコントローラーは持ってきてないんですよね。。」

 

T先輩

「実は、この照明は、コントローラーが要らないタイプでね。
　スイッチング電源だけで、ストロボ点灯もできる中々フレキシブルな製品なんです。」

 

営業 Bくん

「ふりかけがあればご飯を何杯でも食べられる、僕みたいな照明ですね！」

 

T先輩

「んー。ちょっと何言ってるか全然わからない。。。」

 

H係長

「ちょうど使ってないスイッチング電源があるし、それが使えそうかな。
　配電盤のスペースも空くし、いいですね。よかった!」

 

営業 Eくん

「ありがとうございます！全て解決ということで、祝杯を上げに行きませんか?
　手羽先とかどうでしょう。」

 

H係長

「そうだねぇ、たまには行こうかな。
　Bくんはふりかけだけあればいいそうだし。」

 

営業 Bくん

「そうそう、僕はご飯とふりかけがあれば十分♪
　って、そんなわけないじゃないですか！僕にも手羽先食べさせてくださいよ～！」